石川県を走っていると金沢ナンバーの車を見かけます。
それは当然なのですが、金沢市以外でもよく見かけます。
金沢ナンバーは金沢市だけが適用されているのかと思いきや、そうではありません。
金沢ナンバーはいつからできたのか、また地域の範囲はどこまでなのかについて紹介します。
金沢ナンバーはいつから?
金沢ナンバーは、
2006年(平成18年)10月10日(火)
から導入されました。早いもので、すでに10年以上経っているんですね。
いわゆるご当地ナンバーといわれるものですが、目的としては「地域振興や観光振興等の観点から」なんだそう。それで、新たな地域名の表示をしてもよいとなったんですね。
金沢ナンバーの地域範囲は?
金沢ナンバーの地域範囲ですが、
- 金沢市
- かほく市
- 津幡町
- 内灘町
金沢市の他に「かほく市」、「津幡町」、「内灘町」の地域が該当します。
なぜ金沢ナンバーが金沢市だけではないのかというと、国土交通省通知の「新たな地域名表示ナンバープレートの導入について(要綱)」の中に、それについて触れている部分があります。
- 地域特性や経済圏等に関して、他の地域と区分された一定のまとまりのある地域であり、一般に広く認知された地域であること。また、原則として、単独の市町村ではなく、複数の市町村の集合であること。
- 当該地域において、登録されている自動車の数が10万台を超えていること。
- 対象となる地域が、当該都道府県内における他の地域名表示の対象地域と比較し、人口、登録されている自動車の数等に関して、極端なアンバランスが生じないものであること。
原則として、複数の市町村の集合であることが条件に挙げられています。
だから、金沢市だけではなくて「かほく市」、「津幡町」、「内灘町」の地域も入っているんですね。
他の都道府県のご当地ナンバーも複数の市町村の集合体になっていますよ。
人口規模でどれくらいかというと、石川県の人口は約114万人。
- 金沢市・・・約45万2千人
- かほく市・・・約3万6千人
- 津幡町・・・約3万8千人
- 内灘町・・・2万7千人
人口規模でいうと、48.5%の人が金沢ナンバーの対象となります。
図柄入りナンバープレートはいつから?
図柄入りのナンバープレートは、
平成30年10月1日
に導入されています。図柄入りナンバーの費用は約1万円程度。梅鉢紋に雪つりの図柄で金沢らしさが出ています。
寄付金あり(1000円以上)の場合はカラーがついたものを選べて、寄付金なしの場合はモノトーン(色なし)になります。
でも図柄入りナンバープレートをしている車はまだまだ少ないですね。
逆に希望ナンバーの方は多く走っています。お値段も5000~6000円と安めですからね。
まとめ
金沢ナンバーについて紹介しました。
ご当地ナンバーは平成18年に導入されています。金沢市だけでなくて、かほく市、津幡町、内灘町の地域も該当しますよ。(おわり)