昔、金沢市高柳町にルネス金沢というリゾート施設があったんです。
今は、多数のお店が並んだショッピングエリアに。
2008年に閉園していますから、もう10年以上経っています。
あのあたりを通る度に、「変わったなあ」と思ってしまいます。
私の体験談とともに、このアクアリゾートルネス金沢を紹介しますね。
ルネス金沢とは?
ルネス金沢は、1987年に開園し、2008年まで営業していたリゾート施設です。
- 屋内型のプール
- 大浴場
- 仮眠室
- 宿泊施設
- レストラン
- 映画館
- ゲームコーナー
がありました。
でもルネス金沢に行くとなったら、たいていはプール目当てなんです。
大人は大浴場なのかもしれませんが、子供はプール目当て。
私も当時の記憶はだいぶ曖昧になってしまいましたが、流れるプールがあって、波のプールがあって、飛び込み台があって、滑り台があって、なかなか種類が豊富で楽しかったです。
そして深いプールが印象的でした。
深さが2.5mぐらい。
小学生は禁止のプールなんです。深すぎますからね。
私は怖いけど、怖いものみたさで毎回覗いてみるのです。「深~」と怖いながらも楽しいんです。
20歳ぐらいになってからは深いプールで泳げるようになりました。でもあんなプールなぜ作ったのかと思います。あまり泳いでいる人は見かけませんでした。
私はルネスといったら、幼い時の記憶でこのプールを思い出すのです。
さて他の施設ですが、宿泊施設が隣にありましたね。
結構県外からも来ていたはずです。私は利用したことがありません。
でも、ここ24時間施設で、別館の宿泊施設に行かなくても、本館で泊まることができました。
仮眠室を使って寝るんですね。
ハイシーズンはみんな廊下で寝ていました。
「こんなに客がたくさんいるのに、寝るところがないなんておかしい!」と誰か怒っていた記憶があります。
ルネスでのバイト
私は、ルネスで少しだけバイトをしていました。
大浴場でタオルを集め洗濯し、別室でたたむという単純作業。
浴室ですから暑かったという記憶があります。
お風呂はヨーロッパ風でゴージャスでした。リゾート施設ですから高級感はありましたね。利用者としてはプールに入ってから温泉に入ってゆったりできるのです。
最高の流れですよね。
今でも、このタイプの施設があれば人気があるだろうなと思ってしまいます。
※以上の写真はこちらのサイトから引用させて頂きました。ルネスの写真がたくさん載っています。
跡地の現在
この場所、今は「イータウン金沢」という複合ショッピングエリアになっています。
この「イータウン」というのは、富山県の小杉と砺波にもあるんですよ。
どちらもスーパーのアルビスが入っているので、この会社が複合ショッピングエリアの計画・作成に関わっているのだろうと思われます。詳しくは分かりませんが。
ルネスの意味は?
さて、「ルネス」って単語、ルネス金沢でしか思い浮かびません。
意味は、何なのか調べてみたら、スペイン語で「Lunes」。
「月曜日」という意味でした。
つまり意味としては、「月曜日金沢」だった訳です(笑
いや、調べてみたらもう一つ意味がありました。
「ルネス工法」というものがありました。
ルネス工法は、床下に広大な有効空間を創出する工法らしいです。たしかルネス金沢もエントランスから入っていくと、階下にプールがある構造だったような・・
この工法が由来かもしれません。
しかし、はっきりはよくわかりませんでした。
ルネス金沢の復活はあるか!?
ルネス金沢の閉園理由は、事業主体の高山物産が経営破綻したからだそう。(wiki参考)
経営破綻ですから、もう復活はないでしょうね。
でもあの屋内型巨大施設ってあったらいいのにと思います。
近年は猛暑が続いていますから、外では泳ぎたくない人も多いでしょうね。
今こそ、あんな屋内型のプールが需要あるのにと思ってしまいます。
まとめ
あれから早いもので10年経ちました。
金沢は新幹線が通って、だいぶ変わってしまいました。
ルネス金沢は新幹線が通ってなかった頃の良き思い出です。(おわり)