
小京都金沢。
北陸新幹線が開通したおかげで、東京からは最短2時間半で行けるようになりました。
ということは、日帰り旅行が可能ということです。
そして金沢は観光しやすい街。
というのも、観光スポットを回る周遊バスがあるんです。
効率よく名所を周るのであれば、このようなバスを使うのがおすすめです。
目次
日帰りで金沢の観光スポットを回るにはバスがおすすめ
金沢は、効率良く観光名所を移動できる周遊バスがあります。
北陸鉄道株式会社の「城下町金沢周遊バス」というのがあって、金沢駅東口を起点として運行しています。
左回りルートと右回りルート、兼六園ルートの3ルートがあって、どれもまた金沢東口に戻ってこられますよ。

- 左回りルート(15分間隔で運行)
- 右回りルート(15分間隔で運行)
- 兼六園ルート(20分間間隔で運行)
兼六園ルートは兼六園周辺エリアへのアクセスに特化していて、他の2つのルートとは違います。
1周はどのバスも40分程度。
運賃は
- 大人が200円
- 子供が100円
日帰り旅行での観光名所を手軽に回りたいなら、500円の1日フリー乗車券(こどもは250円)を買った方がお得です。
1日フリー乗車券は北鉄駅前センターや北鉄グループ案内所、各ホテルなどで購入出来ますので、観光前に購入しておいてください。(※バス車内では販売していません)
北鉄駅前センターは、金沢駅東口バスターミナル1番のりば近くにあります。
3ルートあるので、どのバスに乗れればいいのか迷ってしまうかもしれませんが、1周40分程度、15分間隔のバス、観光スポットで左回りも右回りも乗れるという利便さから、大差ないでしょう。
行きたいところを決めて、遠回りにならないようにいくのがおすすめです。
近江町市場は、金沢駅から5分ぐらいのところです。先に行きたいのなら、左回りが良いです。右回りでは40分かかってしまいますよ。
おすすめ観光スポット
おすすめの観光スポットですが、知名度の高い4か所を選定してみました。
「金沢に行ったのに、○○には行かなかったの?」となりたくないですよね。
- 兼六園
- 21世紀美術館
- 近江町市場
- ひがし茶屋街
日帰りで時間がない場合は、このスポットを優先して回った方がいいですよ。
金沢の名所
1、金沢駅
新幹線で金沢駅に到着して正面からでると、美しいフォルムで出来た造形物を目の当たりにするはずです。
この造形物は「鼓門」と言って、金沢の伝統芸能である鼓をモチーフにして造られています。
アメリカの旅行誌で2011年に「世界で最も美しい駅14選」に選ばれていますね。
2、近江町市場
金沢駅からバスに乗って5分ほどの近い所にあります。「金沢市民の台所」という通称がある所です。
地元の食材の他、北陸の海の幸、山の幸がふんだんに取り揃えてあるので、見るだけでも楽しいでしょう。
市場なので、開店が9時前のところが多いです。反対に閉店が17時前だったりするお店もあるので、早めに行っておくのがベターですね。
3.兼六園
兼六園は岡山の後楽園や水戸の偕楽園と並んで日本三大庭園の一つです。
回遊式庭園となっていて、四季折々の植物を楽しむことができます。加賀百万石が誇る庭園で見どころは松。
立派な松がたくさん植えられているので見てください。冬も雪景色の中の兼六園は美しいです。
道路を挟んで、すぐお隣が金沢城です。
21世紀美術館
兼六園と香林坊の真ん中あたりにあるのが21世紀美術館。
無料エリアと有料の展示エリアがあります。
無料エリアに有名な「スイミング・プール」の展示もあるので、無料エリアだけでも楽しめますが、歴史的に芸術に力を注いでいた都市ですから、時間があれば展示エリアも見てみるのがいいですね。
香林坊
香林坊(こうりんぼう)と読むところです。香林坊は地元グルメを楽しむ飲食店やブランド店などが並ぶ繁華街となっています。
香林坊と21世紀美術館と兼六園は、徒歩圏内。
香林坊から徒歩5分くらいの所に長町武家屋敷跡があります。
加賀前田藩の名残を残す古い武家屋敷が並んでおり、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚でぶらりと散歩が出来ます。
バスに乗って香林坊を過ぎれば、にし茶屋街や、寺町寺院群があります。どちらも歴史的価値の高い建造物を鑑賞することができるので、歴史が好きな人にはおすすめします。
ひがし茶屋街
ひがし茶屋街はCMでよく使われている古い街並みが残されているエリアで、木虫籠(きむすこ)と呼ばれる出格子が並んだ街並みは、金沢らしさを感じさせてくれます。
ひがし茶屋街には有料でお茶屋さんの一般公開がされているので、お茶屋文化を味わってみてください。
まとめ
金沢観光について紹介しました。
観光スポットを回る周遊バスがあるので便利ですよ。
日帰りでも観光しやすくなっています。