日本最速時速43km!びわ湖バレイのロープウェーとは? 

滋賀県にある高原リゾート「びわ湖バレイ」。

山頂は琵琶湖を一望でき、ガイドブックで表紙を飾るような眺めのいい場所です。

その場所を楽しみに行く人が多いのですが、そこまでに行くロープウェーもなかなか楽しいのです。

こちらを紹介しますね。

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日本最速のロープウェー

ロープウェーというと、周りの景色を楽しみながら、ゆっくりと山頂を目指す。そんな一面もあるイメージの乗り物かと思います。

しかし、琵琶湖バレイのロープウェーは、とっても速いのです。

日本最速とのこと。

周りの乗客も「速い!」と驚いていました。

 

「ロープウェーって、こんなに速いものだったっけ?」と思っていたら、車内のアナウンスで、時速43kmで日本最速で移動できるとのこと。

ホームページでも、

秒速12m、日本最速ロープウェイ。
山頂までたったの4分。
※4月~11月の観光シーズンは景色を楽しんでいただけるよう、低速運転(秒速7m)で運行しています。

引用:琵琶湖バレイHP

冬のスキーシーズンは高速で、4月~11月は観光のために低速で動いているそうです。

私は5月に行きましたが、それでもかなり速く感じました。

聞いてみると、人の込み具合や風の影響を考えて、速度を調整しているとのこと。私が乗った時は、人が多かったので、回転率を上げるため、速かったのかもしれません。

 

ユーチューブにびわ湖バレイの動画がありました。

時速43kmで最速なら、他はどの程度なのか気になるところです。

長野県にある新穂高ロープウェーは、人気のあるロープウェーとして上位にランキングしています。

第一と第二のロープウェーがありますが、第二が長くて2598m。この距離を約7分で移動します。ですので、約時速22kmです。

 

琵琶湖バレイのは、低速でも秒速7mで時速25.2kmですから、それよりも少し速いです。

日本最長の新潟県にあるドラゴンドラは、5481mを約25分で移動します。こちらは、時速13km。冬の期間は15分で移動するとのことで時速は22kmです。

 

平均時速22~25kmですので、時速43kmは約2倍の速度。相当速いですね。

びわ湖バレイの山頂

このロープウェーは、全長1783m、高低差782mです。

約5分で800m上の世界、標高1108mの所に行ってしまいます。

標高が100m上がる度に、気温が0.6℃下がると言われていますから、5℃近く下がる訳ですね。

 

たしかに温度は全然違うと感じました。

たった5分で、5℃違う世界に行けるのが面白いですが、防寒対策はしておいた方がいいですね。ガイドブックでは、晴れた写真で暖かそうですが、山頂ですので寒いです。

しっかり寒さ対策をしている人と、薄着の人とバラバラでした。山頂であることを意識して行った方がいいですね。

 

あと、山頂は琵琶湖の全体像が分かるほど綺麗な所。できたら、天気をチェックしていった方がいいです。

山の天気は変わりやすいので、私が行った時もすぐに、雲がかかってきました。雲がかかってしまうと下の景色が見れなく、真っ白になるので、良い写真が撮りたければ天気は要チェックです。

ロープウェーの収容人数

さて、ロープウェーですが、収容人数は121人乗りで、とても大きいです。

高速ですし、収容人数も多いので、乗るのに行列ができていても、あまり待たずに乗れました。

 

新穂高二ロープウェイも、同じく121人乗りです。

新潟の湯沢高原ロープウェイは166人乗り。さらに、その上を行くのがベトナムハロン湾にあるロープウェイ。

「ヌーホアン」というのが、230人乗りで世界最大だそうです。

まとめ

びわ湖バレイのロープウェイについて紹介しました。

びわ湖バレイ自体もジップラインやスカイウオーカーなどのアクティビティがあって楽しめる所ですが、ロープウェイも速くて面白いです。

速いと怖いのではないかと思いますが、確かにちょっとでも揺れると怖いです。でも時間は短いですし、他に大勢人が乗っているので安心でしたよ。

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