地球の地軸の延長線上にあるために動かずに見える星、北極星。
北斗七星のひしゃくの先の2つの星の間隔を5つ分伸ばした先にある、という覚え方をしたものです。
あの星はどれくらいの距離にある星なのでしょうか。
車や新幹線、飛行機で行ったなら、時間はどれくらいかかるでしょうか。
ここでは北極星までの距離と、かかる時間にまとめました。
参考にしてくださいね。
北極星までの距離は何km?
地球から北極星までの距離は448光年(参考:wikipedia)です。
1光年は光が1年かかって進む距離。その距離は約9兆4600億kmです。
9兆4600億×431=4238兆0800億。
北極星までの距離は4238兆0800億kmありますよ。
月までの距離(38万4400km)の約110億2500万倍の長さです。
宇宙はとてつもなく広いですね!
車や新幹線、飛行機で行ったなら
車
車で時速100kmで行くと、4238兆0800億(km)÷100(km/h)=42兆3808億(h)で42兆3808億時間かかります。
1日は24時間ですので24で割ると、42兆3808億÷24=1兆6989億で1兆7659億日で月に着きます。
1年は365日ですので365で割ると、
ざっと、48億3799万年はかかります。
ちなみに地球誕生は46億年前ですので、仮にその時に時速100kmで走って行ってもまだたどり着けません。
新幹線
新幹線を250km/hとして時間・日・年を計算すると、
- 16兆9523億時間
- 7063億日
- 19億3520万年
飛行機
飛行機ですと900km/hとして計算すると、
- 4兆7090億時間
- 1962億日
- 5億3755万年
歩き
歩き時速4km/hとして計算すると、
- 1059兆5200億時間
- 44兆1467億日
- 1209億4978万年
「北極星」本当の名は。
「北極星」という名前はなじみ深いですが「ポラリス」というと知らない人が多いのではないでしょうか。
あの星の名前は「ポラリス」、北極星=ポラリスですよ。
こぐま座のしっぽの先にあたる星です。こぐま座α星とも呼ばれます。
北極星は「天の北極に一番近い星」という意味なんです。
星は動いていますから、実をいうと北極星にあたる星は変わっていくんです。
紀元前1100年頃「コカブ(こぐま座β星)」→現在「ポラリス(こぐま座α星)」→西暦4000年頃「エライ(ケフェウス座γ星」
このように変わっていきますよ。
まとめ
北極星までの距離について紹介しました。
あの星は448光年先にある星です。飛行機で行っても5億年かかる距離にありますよ。
宇宙は広すぎて不思議ですね。(おわり)