アイルランドツアー旅行中に、トイレ休憩のために立ち寄ったドライブインの話です。
このドライブインの名前は「バラクオバマプラザ」。
アイルランドになぜバラクオバマ?
なぜアメリカ大統領が出てくるのかについて紹介します。
バラクオバマプラザとは?
ツアー中に立ち寄った普通のドライブイン。
ここに来る前に添乗員さんがオバマ大統領の記念館があるということを話してくれていたので、前もって分かってはいたのですが、みたところ本当に普通のドライブインです。
ガソリンスタンドがあって、飲食コーナーがあって、お土産屋さんがあって、普通のドライブインです。
しかし、その2階にオバマ大統領に関する展示室がありました。
入って正面にオバマ氏の胸像が。
なぜ、アイルランドにアメリカのバラクオバマ氏の展示室があるのか不思議に思うかもしれません。
添乗員さんが話してくれたことですが、バラクオバマ氏の母方のご先祖が、この地モニゴール出身なのだとか。
それを記念してこのスペースが作られたようです。
ドライブインの上にある理由については分かりません。人が集まる場所だからであろうことは推測できます。
そもそもアメリカとアイルランドは深いつながりがあるとのこと。
歴代のアメリカ大統領44人中22人がアイルランドに先祖があるとのことです。
展示ボードにアイリッシュ系の大統領一覧の名前が並んでいました。
なぜアイルランドとアメリカに深いつながりがあるかというと、添乗員さんが話してくれたことによると、その昔アイルランドで食糧難の時代があったのだそう。
多くの方が亡くなられる一方、新たな地を求めて旅立った人が行きついたのがアメリカでした。
だから、先祖を辿っていくと、アイルランドに系譜を持つ人が多いというわけです。
トイレ休憩だけの短い時間だったので、詳しくは見回りませんでしたが、2階はアメリカ大統領に関する情報がたくさん展示されていました。
アイリッシュ系アメリカ大統領一覧
アイリッシュ系のアメリカ大統領一覧になります。
- 7代大統領 アンドリュー・ジャクソン
- 11代 ジェームズ・ポーク
- 15代 ジェームズ・ブキャナン
- 17代 アンドリュー・ジョンソン
- 18代 ユリシーズ・グラント
- 21代 チェスター・A・アーサー
- 22代 グロバー・クリーブランド
- 23代 ベンジャミン・ハリソン
- 24代 グロバー・クリーブランド
- 25代 ウィリアム・マッキンリー
- 26代 セオドア・ルーズベルト
- 27代 ウィリアム・タフト
- 28代 ウッドロウ・ウィルソン
- 29代 ウォレン・ハーディング
- 33代 ハリー・S・トルーマン
- 35代 ジョン・F・ケネディ
- 37代 リチャード・ニクソン
- 39代 ジミー・カーター
- 40代 ロナルド・レーガン
- 41代 ジョージ・H・W・ブッシュ
- 42代 ビル・クリントン
- 43代 ジョージ・W・ブッシュ
- 44代 バラク・オバマ
アメリカ大統領は現在45代大統領のトランプさんですが歴代44人中22人はアイリッシュ系の人になります。
まとめ
バラクオバマプラザについて紹介しました。
オバマ元大統領のご先祖はアイルランドのモニゴールというところの出身です。
その他の大統領もアイルランドに系譜を持つ人がたくさんいますよ。(おわり)