福井県の勝山というところに「恐竜博物館」があります。
この勝山市というところは、恐竜で有名なところです。勝山市のホームページも「恐竜のまち勝山市」と銘打っています。
あと、車のナンバーで、ご当地ナンバープレートがありますよね。福井県は、その図柄にも恐竜が入っていますよ。
恐竜は約2億年前に生存していました。
そんな大昔にいた恐竜。この博物館には、もちろん本物の骨もあります。
ちょっと、この博物館を紹介しますね。
福井は恐竜で有名
福井県は恐竜で有名なんです。
福井駅前にも、恐竜のモニュメントがあるほど。
なぜ、福井は恐竜なのかというと、かつては、「日本には恐竜の化石はない」とされていたのが、昭和57年に勝山でワニ類の化石が発見されたことを皮切りに、小型恐竜の歯が見つかり、恐竜の存在が確認されたのです。
国内の恐竜化石の8割以上は、福井で見つかっています。なので、有名なのですね
あと、世界3大恐竜博物館の一つとされています。あとの2つが、カナダの「ロイヤル・ティレル古代生物学博物館」、中国の「自貢恐竜博物館」です。
日本で、世界3大博物館の一つが見られるのはいいですね。
2億年前を楽しむ!どんなところ?
ここの博物館は、ドーム状の造りになっています。遠くから見ると大きな球体になっていますよ。
中は、近代的が造りになっています。
設計者は黒川紀章氏。
なかなかおしゃれな造りになっていて、デートにもよさそうです。というか、実際カップルはたくさんいましたよ。
ここの博物館は、もちろん恐竜博物館ですから、恐竜について知ることができます。ただ、「石」も展示してあります。ラピスラズリとかの綺麗な石の他、地質年代を知るための石が展示してあって、石好きにも良いところなのです。
実際、私は友人といきましたが、彼は石が目的でした。
さて、2億年の年月を感じることができる恐竜博物館ですが、見物は「恐竜の骨」ですよね。
たくさんの骨格標本が並んでいます。博物館ですから、しっかりとその恐竜について説明書きがあります。恐竜好きなら十分楽しめるところだと思います。
ちなみに、骨格標本は本物と複製が混じって展示されています。複製の場合は、プレート版に「複製」と書いてありますよ。
あと、見分け方としては、しっかりと補強してあるのが本物です。複製は作り物ですから、補強する必要はありません。
解説員に聞いてみたこと
博物館ですから、中に解説員がいるのです。
分からないことがあれば、この人に聞けばいいですよ。
実際私が聞いてみたこと3つを紹介します。
- 恐竜って何で絶滅したんですか?
回答:「ここの博物館の見解では、隕石衝突説を有力視しています。大型の恐竜は、ほぼ絶滅しました。小型の恐竜は、その後数か月に及ぶ空から降る灰の影響で絶滅したと考えられます。」
- ブラキオサウルスよりデカい恐竜っているんですか?
回答:「ブラキオサウルスは全長22メートル程ですが、それより大きいアルゼンチノサウルスというのがいます。全長は最大で40メートルを超えます。」
世界には、どれだけ大きな生き物がいるのか、というのは気になりますよね。 現在、陸上で世界最大の生物は、ゾウ(アフリカゾウ)です。海を含めると世界最大なのは、シロナガスクジラ。 しかし、過去を含めるとどうなるでしょうか。 …
・ここの博物館で、どの恐竜がすごいんですか?
回答:「どの恐竜もすごいですよ。このカマロサウルスも本物ですごいです。本来、全身骨格が揃っている標本は、なかなかないのです。足りない部分を他の同じ種類の恐竜で補うのですが、このカマロサウルスは、補うことなく一体だけの標本なので貴重です。」
まとめ
福井県の恐竜博物館を紹介しました。
2億年前に、こんな生物がいたのかと思うと不思議な感じがします。
恐竜好きなら、行っておいた方がいいですね。
一人で行っても勉強になって楽しいですし、カップルで行っても、おしゃれな感じの所で外さないだろうし、家族でいっても、子供が喜びそうです。まさに、三方良しの所ですよ。
機会があったら行ってみてくださいね。(おわり)