ポポー（ポーポー）はどんな果物？

ポポー（ポーポー）という果物を知っているでしょうか。

検索すると、「幻の果物」とか「希少果物」などのフレーズがでてきます。

この果物について紹介します。

ポポーはどんな果物？

この果物の収穫時期は9月初旬～下旬ぐらいです。

南国っぽいフルーツのように見えますが、北米原産。ですので寒さに強いのです。実際私は北陸に住んでいて、このポポーを育てていて収穫できています。

 

「幻の果物」といわれる理由を挙げてみます。

この果物、苗から実が収穫できるまで10年以上かかるのです。苗の成長も遅く、まさに忘れた頃に収穫できるようになるのです。

また傷みやすい果物なので市場にでまわりにくく、あまり目にすることがないことからそのようにいわれるのでしょう。

 

味は、私個人の感想ではありますが、ドリアンに近い感じがします。

ドリアンは好き嫌いが大きく分かれますよね。この果物も好き嫌いが分かれます。「めちゃくちゃおいしい」という人もいれば、「あまり好きでない」という人もいます。

 

ドリアンが好きな人はほぼ好きになるのではないでしょうか。オススメです。食感はねっとりしています。ネットでは「森のカスタードクリーム」と賞する人も。トロリとしているので、たしかに近いです。

ちょっと汚い話ですが、この果物を食べると私はゲップがでます。

そのゲップが何かアルコール類を飲んだ後のような臭いがするのです。発酵しているのかなと思うくらいです。発酵食品は好き嫌いが大きくわかれるように、この果物も癖になる人は癖になるでしょう。

ポポーの木や苗について

あまり見栄えの良い木ではありません。外国原産の為、異質な感じがします。葉っぱが大きく、大きい物で30センチ以上になります。

果実は連なって生ります。

収穫は自然に落ちるのを待ちます。甘い果実なので、下に落ちたままにすると蟻がたかってくるので、下にネットが張るなどの対策をします。

 

木に生っているものを食べる場合は触ってみて、少しへこむような柔らかいものを選びます。あと果実は種が多いです。柔らかそうだからといってガブリ！といくと種を噛んでしまいます。

 

食べきれない場合は冷凍保存も可能です。周りは真っ黒になりますが、中は大丈夫です。

先ほども触れましたが苗から果実ができるようになるまで時間がかかります。

桃栗3年柿8年といいますが、それ以上にかかります。この味が好きなら、育ててみてもいいかもしれません。