富山から山口県にある日本最大級の鍾乳洞の一つ、秋芳洞に行ってきました。
ここは岩手県の龍泉洞、高知県の龍ヶ洞と並ぶ日本三大鍾乳洞の一つです。「日本三大~」というとやはり気になるものです。
観光情報とアクセスを紹介します。
秋吉台にある秋芳洞
この秋芳洞(あきよしどう)は秋吉台(あきよしだい)国定公園というところにあるんですよ。
秋芳と秋吉・・・紛らわしいですね。
ちなみに秋芳洞の読み方を「しゅうほうどう」としまいがちですが、これは間違いです。「あきよしどう」ですよ。
なぜ間違いやすいかというと、秋芳洞は美祢市秋芳町秋吉(みねししゅうほうちょうあきよし)にあって町の名前の方は「しゅうほう」という読み方だからですよ。
町の名前がしゅうほうだから鍾乳洞の名前もそうなのかなと無意識に思ってしまうからでしょう。
秋芳洞観光
営業時間は8時半から、ということは調べていたので、その時間に行ったら他の観光客はまだほとんどおらず、私の他に2組ぐらいでした。
洞窟の雰囲気を味わいたい人や静かに見たい人は朝一番がオススメです。
また、店員さんが「朝は水面に反射された光が洞窟内を照らして綺麗ですよ」と教えてくれました。
秋吉台も見て回ったので、戻りの10時ごろには人がいっぱいでした。(夏休みというのもあると思います)
さて中に入って写真をとろうとしたところ暗くてほぼわかりにくくなりました。
こちらは「百枚皿」といわれるエリアですが、光がなくてカメラではほぼ分かりにくくなってしまいました。
富山県の人なら飛騨の鍾乳洞が馴染み深いと思いますが、広さは全然違いますよ。入ってすぐに広い!ということがわかります。
「黄金柱」も圧巻です。
中は広く、コースとしても約1キロメートルありますので見ごたえたっぷり。
私的には道が分岐してエレベーターの所に行くまでの右側の所が印象的でした。水の音が聞こえるので深くはないと思いますが、底が見えず真っ暗で恐怖感を感じました。
秋吉台に昇ることができる
洞窟の途中にエレベーターがあって秋吉台に昇ることができます。
あとで鍾乳洞をみてから車で展望台に行こうと思っていましたが、エレベーターの降りた所から歩いて5分の距離とのことなので行くことにしました。
坂道を上っていくと展望台です。天気が良く、壮大な眺めでした。
中学校で「カルスト地形」という言葉を習ったと思いますが、まさにここがそれです。石灰岩が広範囲に点在していて珍しい光景でした。
富山から秋芳洞のアクセス、入場料、駐車料金
アクセス
富山からのアクセスだと、車、バス、飛行機、新幹線がありますね。
新幹線利用だと(YAHOO路線情報参考)、
- 富山から金沢・・・あいの風とやま鉄道で約1時間
- 金沢から京都・・・特急サンダーバードで約2時間15分
- 京都から新山口・・新幹線のぞみで約2時間10分
このルートが片道18130円で安かったです。
私は大型ショッピングモールに入っている旅行代理店で予約しました。
交通費と宿泊代が一緒になっているプランです。これだと自分で細かく決めなくていいですし、別々に予約するよりもお得になっていることがありますのでオススメですよ。
新幹線停車駅の新山口駅からレンタカーを借りて行ってきたのですが秋芳洞までは車で30分ちょっとぐらいでした。そんなに遠くない距離にあります。
ちなみに観光サイトによると
- 新山口駅からバスで45分
- 中国道 美祢(みね)インターから車で15分
- 小郡(おごおり)萩道路 秋吉台インターから車で5分
- 宇部空港から車で1時間
です。
入場料
大人 | 高校生 | 中学生 | 小学生 |
1300円 | 1300円 | 1050円 | 700円 |
他に、団体・障害者手帳所持の方の割引があります。
駐車料金
秋芳洞第一駐車場という町営駐車場があります。1日500円でした。他の個人か民間の所も500円ぐらいが相場のようでした。
秋芳洞第一駐車場は少し離れています。朝早くに行って空いていたので、もっと鍾乳洞に近い所まで行ってみました。観光センターの前ぐらいまで行くと、おばちゃん達が「入れ、入れ」と手を振っている駐車場がありました。1日500円で、店で何かを買うか、飲食すれば、その500円は要らないとのことです。私はそこの駐車場に入りました。
営業日
ここは年中無休なんですよ。年末年始も通常どおり営業しています。(しかし変更の可能性あるので、ご自分でも確認してください)
まとめ
山口県の秋芳洞を紹介しました。
日本三大鍾乳洞の一つなので、機会があればみておいてほしい場所です。
富山からのアクセスは新幹線利用だと6~7時間ですよ。