2億年前へのドア|福井の恐竜博物館という入口

恐竜が生きていたのは約2億年前です。

人生100年としたら2万回。こんな風に実感を試みても、なかなか実感は湧きません。

そんな途方もない数をこなして、辿り着く恐竜の世界。

多くの人は恐竜の大きさや形に目を向けますが、私が惹かれるのは、その「時間」そのものです。

約2億年前のものが骨となり地層となって見ることができる事実に私は興味が沸きます。

そんな「時間の世界」に触れるために、福井県の勝山へ行ってきました。

「恐竜博物館」と呼ばれるその場所は、2億年前へと続く静かなドアのようなものです。

そのドアをひらいて、その先で見たものとは?

福井に残る遥か昔の記憶

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かつて、「日本には恐竜の化石はない」とされていました。

しかし、昭和57年に勝山でワニ類の化石が発見されたことがすべての始まりでした。

その後、小型恐竜の歯が見つかり、恐竜の存在が確認されたのです。

国内の恐竜化石の8割以上は福井で見つかっています。

以降、福井は恐竜が生活の中に溶け込んでいて、車のご当地ナンバープレートは、図柄にも恐竜が入っていますし、福井駅前には、恐竜のモニュメントがあるほどです。

私は富山出身ですが、こんな近くで遥か昔に触れ合えるのは幸せなことです。

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恐竜博物館入口

2億年前へのドア

ここの博物館は、車で走っていると分かるのですが、遠くから見ると大きな球体のように見える建物になっています。

そして、一歩屋内に足を踏み入れると、恐竜の時代とは対照的なモダンな造りが目を惹きます。

長いエレベーターで下って展示場へ。

今考えるとその下降の時間が、2億年前へ向かう階段なのかもしれません。

言ってみれば2億年前の時代へ続くドアですね。

さて、館内は大小さまざまな「恐竜の骨」をみることが可能です。

たくさんの骨格標本が並んでおり、しっかりとその恐竜について説明書きがあります。恐竜好きなら時間を忘れて十分楽しめるでしょう。

ちなみに、骨格標本は本物と複製が混じって展示されています。

私のおすすめは、本物を見極めること。2億年もの間、この世に存在している骨をみてほしいです。

複製の場合は、プレート版に「複製」と書いてありますよ。

見分け方としては、しっかりと補強してあるのが本物です。複製は作り物ですから、補強する必要はありません。

恐竜博物館情報

ここの博物館は、もちろん恐竜について知ることができますが、

「石」も展示してあります。ラピスラズリのような綺麗な石の他、地質年代を知るための石が展示してあって、こちらも途方もない時間を感じることができます。

実際、私は友人といきましたが、彼は石が目的でした。

また、この博物館はカナダの「ロイヤル・ティレル古代生物学博物館」、

中国の「自貢恐竜博物館」と並び、世界3大博物館の一つとされています。

日本でこの規模の博物館に出会えるというのは、改めて考えると、とても恵まれたことだと感じます。

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解説員に聞いてみたこと

博物館ですから、展示について説明してくれる解説員の方がいます。

分からないことがあれば、この人に尋ねると丁寧に教えてくれます。

実際私が聞いてみたこと3つを紹介します。

Q:恐竜って何で絶滅したんですか?

A:「ここの博物館の見解では、隕石衝突説を有力視しています。大型の恐竜は、ほぼ絶滅しました。小型の恐竜は、その後数か月に及ぶ空から降る灰の影響で絶滅したと考えられます。」

Q:ブラキオサウルスより大きい恐竜っているんですか?

A:「ブラキオサウルスは全長22メートル程ですが、それより大きいアルゼンチノサウルスというのがいます。全長は最大で40メートルを超えます。」

Q:ここの博物館で、特にすごい恐竜はどれですか?

A:「どの恐竜もすごいですよ。このカマロサウルスも本物ですごいです。

本来、全身骨格が揃っている標本は、なかなかないのです。

足りない部分を他の同じ種類の恐竜で補うのですが、このカマロサウルスは、補うことなく一体だけの標本なので貴重です。」

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まとめ

福井県の恐竜博物館を紹介しました。

2億年前に、こんな生物がいたのかと思うと不思議な感じがします。

この勝山市というところは、街のあちこちで恐竜を感じることができるところです。

恐竜好きなら、行っておいた方がいいですね。

一人で行っても勉強になって楽しいですし、カップルで行っても、おしゃれな感じの所で外さないだろうし、家族でいっても、子供が喜びそうです。まさに、誰にとっても良い時間が流れる場所ですよ。(おわり)

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