私の友人が、「佐渡って一周何キロ?自転車で回れるの?」
と私に聞いてきたんです。
島だから、あんまり大きくないと思ったんでしょうね。
けれど、意外に大きいんですよ。
1周何キロなのか、また、私の行ってきた経験から車ではどれくらいかかるのか紹介します。
佐渡は一周何キロ?
佐渡は日本海に浮かぶ新潟県の島です。
アルファベットの「H」が斜めになったような形をしています。
新潟市と直江津市からフェリーで行くことができますよ。飛行機でも以前はいけましたが今は運休中。
さて、この島とっても大きいですよ。佐渡は海岸線の一周が262.7kmです。
東京駅から名古屋駅の直線距離が267kmですから、そう考えるととっても大きな島なんですね。
日本では沖縄本島に次ぐ大きさの島です。
ですから佐渡を自転車で一周っていったらすごく大変です。数日の観光で、自転車を持って行って周ろうと思うのは無理があります。
でも、競技用の自転車で走っている人はよく見かけました。
車も少ないですし、信号も少ないですから走りやすいしょうね。
一般の人でしたら、アップダウンがきつい所がありますし、距離が長いので自転車で周るのは大変です。
車ではどれくらいかかるか?
海岸線の距離は262.7km。
道路はそれより短く、200km程です。
海岸線すべてに道路があるわけではありません。佐渡を一周しようと思っても、必ずしも海の近くを走れるわけではありません。
道の狭いところ、また、道路があっても通行止めの所もありましたから、1日で周れないことはないですが、大変でしょう。
時速40kmで走ったら理論上は5時間程度ですが、もっとかかります。
観光しながらでしたら、1泊2日は必要です。
佐渡で有名な観光地は、佐渡金山やトキ保護センター。
これらはすべて島の内部の方にありますので、観光を楽しみながらでしたら1泊2日、存分に楽しみたいなら2泊3日以上あった方がいいですね。
佐渡のドライブはおすすめ!
ドライブ好きな人は佐渡はおすすめです。
- 車が少ない
- 信号が少ない
- 眺めがいい
ドライブの快適さを感じる3つが揃っています。
島の内部は車が多いですが、海岸線を走ると車も信号も少ないので走りやすいです。
佐渡は海が綺麗です。
漁港で海の中を覗き込んでみると、魚が泳いでいるのが分かります。
佐渡の最北端「二ツ亀」という所は、綺麗でした。
ここは、環境省が選定した日本の「快水浴場百選」に選ばれていますよ。
佐渡は自然が豊かな所です。
花の咲く時期や紅葉シーズンをめがけて行くのもいいですね。
佐渡の北は、大野亀というトビシマカンゾウという花で有名な場所があります。5月下旬から6月中旬まで咲いているので、その時期を狙っていくのもいいですね。
ドライブの注意点としては、
- 海岸道路沿いにはお店がほとんどない
- 1台しか通れない道がある
ことです。
コンビニは見かけませんでした。内陸の方にあるので、食べ物と飲料は確保してドライブした方がいいですね。
飲食店も道路沿いではほとんど見かけなかったので、決めてから行ったほうが良いですよ。
北の方は道が狭くなります。
一台分しか走れない広さの道路ですし、標高が高い所もあります。
なかなかスリリングな道路もありますよ。
まとめ
ドライブが好きな人は佐渡の一周は楽しめるでしょうね。
佐渡は、世界遺産登録に向けて頑張っているようです。
いずれ「佐渡金山と~自然文化遺産」みたいな感じでなるような気がします。
静かな今のうちに行っておいた方が空いていていいかもしれません。(おわり)