先日、富山から高速バスで名古屋に行ってきました。
砺波という所から乗ったのですが、時間は大体3時間程度かかります。料金は片道3000円。ポイントカードを使って、7回乗ると8回目が無料になります。なので、実質2625円で行くことができます。
ミッドランドスクエア前で降りるとビルの高さに圧倒されます。北陸にはこんな高いのはないので、ビルを見るのも楽しみの一つです。
さて、名古屋の喫茶店が多いことで有名です。そして、いろいろおまけでついてくるモーニングサービスも有名。名古屋駅周辺にないかなあと思って調べてみたら、近くに「リヨン」という喫茶店がありました。
喫茶店「リヨン」
ミッドランドスクエア前から歩いて5分程度の所にある「リヨン」。
ネットで調べて、駅から近くにあると分かっていたのですが、スマホのGPS機能を使ってもなかなかたどり着けませんでした。
グルグル回って、「あれっ、あれっ」と思いながらやっと分かりました。歩道から階段を降りていった所にあったのです。ちょっと分かりにくい所にありました。
時間は10時頃。店内は広くはありません。お客さんは結構来ていて、席はだいたい埋まっています。
私はカウンターに座りました。カウンターに座って、メニューを見ると、
「お飲み物の値段で、右ページのご希望のモーニングサービスが付きます」と書いてあります。
さすがですね。コーヒーを頼んだだけで、以下のものを選ぶことができます。
- A・・・トースト・玉子・カステラ
- B・・・フルーツプレスサンド
- C・・・小倉あんプレスサンド
- D・・・ピーナッツクリームプレスサンド
- E・・・ポテトサラダプレスサンド
- F・・・野菜サラダプレスサンド
さらに「リヨン」では、1日中モーニングサービスをしているとのこと。もう「モーニング」ではなくなっていますね。
私は、野菜サラダサンドを頼んで食べました。ボリュームはあまりありませんが、柿の種もついています。これが名古屋の文化なのかと楽しめました。
他の喫茶店はどのような感じなのか気になります。また機会があればいろんな所に行ってみたいと思いました。
名古屋の人は喫茶店好き
総務省統計局(平成26年)によると、人口1000人あたりの喫茶店が一番多いのは高知県(1.56か所/1000人)。2位は岐阜で1.43。3位が愛知で1.13です。中京圏が多いですね。全国平均は0.55なので2倍程度あります。
県庁所在市及び政令指定都市別1世帯当たりの「喫茶代」の支出金額(平成25年~27年)は、名古屋は14301円で全国平均の5770円を大きく上回って1位です(岐阜市が2位)。
喫茶店数が多いのは、かつて昭和30年代頃、都市の中では土地代が安くて出店しやすかったという説があります。また、そもそも名古屋の人はお茶が好きなのは、昔から茶道が盛んで、お茶に親しむ習慣があったからだそうです。
ある名古屋の人曰く、「カフェ」ではなくて「喫茶店」が好きなのだそう。お洒落な空間・時間を過ごすのではなく、昔ながらの薄暗い店内の喫茶店喫茶店で過ごすのが好きなのだそうです。確かに「リヨン」もそんな感じでした。日常の生活の中に溶け込んで、喫茶店はとても身近な存在なのですね。
モーニングの発祥は、
1950年頃繊維業が盛んであった愛知県一宮市で、商談などで朝から集まった人のために店がピーナツやゆで卵を付けたのが、当地のモーニングサービスの始まり、との説がある(引用:WIKI)
とのことです。
喫茶店の数の多さでサービスが過熱し、豪華なモーニングになったとされています。
「リヨン」の場所
ミッドランドスクエア前から、モード学園の特徴的なデザインのビルの方向へ、歩いて5分程度です。
営業時間・定休日等
- 営業時間 8:00~18:00
- 定休日 不定休
- 席数 36席
(2018年7月1日現在)