
2016年にブラジルで開かれた「リオデジャネイロオリンピック」。
初の南アメリカ大陸開催ということで注目されましたね。
「リオデジャネイロ」って特徴的な名前です。
この都市は首都なのか、また名前に意味ついてまとめました。参考にしてくださいね。
リオデジャネイロは首都?
オリンピックが開かれたから、首都なのかなと当然思いますよね。
しかし、リオデジャネイロは首都ではありません。
ブラジルの首都は「ブラジリア」です。
さらに、人口も「サンパウロ」に次いで2位です。
首都でもなく、人口規模も1位ではないところで開催されました。
しかし、キリストが両手を広げている像の写真は、ブラジルの象徴として見る機会が多いと思います。「コルコバードの丘」としてリオデジャネイロにありますよ。
この像がある場所として世界的に有名な場所なのです。
「リオデジャネイロ」の意味は?
「リオデジャネイロ」はポルトガル語です。
「Rio de Janeiro」。
分解して読んでみると、「Rio」は「川」、「de」は「の」、「Janeiro」は「1月」です。
英語で1月は「January」なので、近い感じがしますね。
つまり、「1月の川」という意味なんですよ。
ではなぜ、「1月の川」なのかって思いますよね。
1501年1月1日に、ポルトガルの探検家が、リオデジャネイロにあるグアナバラ湾を発見したのです。これを大きな河口だと勘違いしたのだそう。
それで、「1月の川」と命名したのだそうです。
つまり勘違いして名付けられました。
コルコバードの像とは?

リオデジャネイロを象徴するような、このキリスト像ですが、1931年にブラジルの独立を記念して作られました。
2012年に世界遺産に登録されています。
「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」という登録名です。
この像だけが世界遺産登録されたわけでなく、このあたり一帯の美しい景観を含めて登録されたのです。
このコルコバードの丘は、標高710m。像の高さは、39.6mです。
切り立った崖の上に、この像は立っていて、ここから見るリオデジャネイロの景観もとっても綺麗なのだそう。
ブラジルに行ったなら是非行ってみたい場所ですね。
まとめ
リオデジャネイロオリンピックが開かれたので、首都なのかなと思いきや、そうではありません。首都はブラジリアです。
リオデジャネイロの意味は「1月の川」。勘違いで名づけられたなんとも不思議な街なんですよ。(おわり)